貴重和本詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 資料番号 | 000128 |
| カテゴリ | 伝記・系譜 |
| 書名 | 家康公御遺訓 / いえやすこうごゆいくん |
| 巻数 | 本編(2巻または3巻に分かれる場合もあり)、附録1巻 |
| 出版書写年 | 近世中後期写 |
| 年代 | 2 江戸中期(宝永~天明:1704-1789) |
| 数量 | 1冊 137丁 |
| 書型(寸法) | 大本(27.8×17.9cm ) 五つ目綴 |
| 注記 | 書名は巻首題による。題簽同じ。尾題は「御遺訓」。「日本古典籍総合目録」の統一書名は「東照宮御遺訓」。 |
| 内容 | 元和初年に井上正就が、家康より秀忠に伝えよとて受けた教訓とされ、一般に家康の遺言として知られる「人の一生は・・・」で始まるものとは、内容を異にする。 「日本古典籍総合目録」に多くの所蔵が見られ、タイトルも「東照宮御遺訓」「御遺訓」「御遺戒」など別書名が多数ある。平野寿則氏は、各所の資料を比較考証し、江戸の浪人松永堂斉が井上から聞き書きした「井上主計頭覚書」を福岡藩の儒者貝原益軒が改訂したものと推測している。本編と附録より構成されるが、巻冊数・条数・記述内容は諸本によって異なる。当該本は、上巻11条、下巻12条、附録21条から成る。また附録の書き出し部分は、『日本教育文庫』所収の翻刻や国立国会図書館所蔵本、また当館所蔵の別本とはかなり記述内容が異なる。 竹内誠氏が、代々の将軍が家康の命日に当たる毎月17日に「御遺訓」を拝聴することが慣例になっていたこと、御三家や諸大名家にもさまざまなかたちで伝わっている例を挙げ、成り立ちや真偽は不明ながら、江戸時代を通して「この「東照宮御遺訓」の内容が”家康の遺訓書”として尊重された事実を重視しなければならない」と指摘しているとおり、近世徳川支配体制、思想形成の観点から複数の研究者に採り上げられている資料である。 |
| 蔵書印等 | 表紙裏に「吉田蔵書」「吉田益三」の印。「吉田蔵書」印は巻末にもあり。1丁オに「勤皇文(?)庫ノ章」 *吉田益三は昭和期の国家主義者 |
| 利用上の注意 | 二次利用、操作方法等については「リンク」欄のページをご覧ください。 |
| 二次利用条件 | その他 |
| リンク | https://www.aichi-pref-library.jp/s005/20250303165417.html |
| 資料コード | 1105050823 |
| 請求記号 | Wラ/A289/ト/68 |
| 目録タイトル | 家康公 御 遺訓 |
| 文献 | 平野寿則「『東照宮御遺訓』と『井上主計頭覚書』について」『徳川イデオロギー』(ぺりかん社,1996) 資料ID:1107050054 竹内誠著「徳川家康の遺訓」『江戸時代の古文書を読む 家康・秀忠・家光』(東京堂出版,2012) 資料ID:1110444909 『日本教育文庫 家訓篇』(同文舘,1910)p252-342 「東照宮御遺訓」翻刻 資料ID:1102318014 国立国会図書館デジタルコレクション(http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2535845 2015.06.02確認) |
| 書誌ID | 1100428146 |