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観光の名古屋市とその附近

項目 内容
資料番号 000934
カテゴリ 鳥瞰図・地図・錦絵その他 / 鳥瞰図
タイトル 観光の名古屋市とその附近 / カンコウ ノ ナゴヤシ ト ソノ フキン
別タイトル・シリーズ名 大名古屋名勝交通鳥瞰図 / ダイ ナゴヤ メイショウ コウツウ チョウカンズ 
著者名 吉田 初三郎 / ヨシダ ハツサブロウ 
岡地 主計 / オカチ カズエ 
出版地・作成地 名古屋
出版者・作成者 名古屋勧業協会
出版年・作成年 昭和8年(1933年)3月
年代 6 昭和以降(1926-)
地域 名古屋
現在地名(市町村名) 名古屋市(全体)
数量 1枚
大きさ 17.7×77.2cm(折りたたみ19.3×11.9cm) 
解題・解説 発行所の名古屋勧業協会は、明治44年(1911年)8月創立、博覧会、共進会、見本市を主催し、産業の発展に努めた。この地図が発行された昭和8年(1933年)3月には、同協会が全国特産品共進会を前年に竣工した名古屋工業館(広小路通納屋橋)で開催、全国各都市の物産品の陳列即売を行った。

図に「名古屋製陶」「佐治タイル」「金城ゴム」「岡本自動車」「日本車両」「愛知トマト」など製造業の会社・工場が多く描かれているのが特徴的である。
また、市の中心部栄町周辺には「栄屋」「松坂屋」といった百貨店や「大野屋旅館」「大須ホテル」などの旅館が描かれている。
同年9月に名古屋市役所新庁舎が竣工、「新市庁」と記されている。
図右上の八事は八事電車の敷設に伴い名古屋郊外として発展した。「天白渓」は、別荘地として開発される計画があったほか、ボート池や滝、小動物園のある遊園は行楽地としてもにぎわった。しかし遊園は昭和7年(1932年)の集中豪雨での被害の後は衰退し、現存しない。同じく八勝館近くに描かれている「船見山遊園」「八事グラウンド」も現存しない。
図右側の鳴海の近くに描かれている「衣ヶ原名古屋飛行場」は、実際には挙母町(現豊田市)であり、現在トヨタ自動車元町工場の一部となっている。

図左上には「大名古屋市鳥瞰図会 初三郎作」とあり、その下方に初三郎のアトリエ「蘇江画室」が青地で大きめに書かれている。

図裏面には名古屋の観光地などが記され、代表格の名古屋城は、明治26年(1893年)に名古屋離宮として宮内庁に収められたが昭和5年(1930年)12月に名古屋市に下賜されたことがわかる。
(名古屋市)「公会堂」は、昭和5年(1930年)に昭和天皇の御成婚記念事業で建てられ、今も開館当時の姿をそのままに残している。

当館所蔵表紙裏面広告は「大野屋旅館」であるが、日文研所蔵資料は「日本車両」である。



関連情報 日文研
https://lapis.nichibun.ac.jp/chizu/map_detail.php?id=002239291
備考 和多田与太郎(印刷者)、観光社出版部(印刷所)
キーワード 鳥瞰図、名古屋市、名古屋名勝案内
利用上の注意 二次利用、操作方法等については「リンク」欄のページをご覧ください。
二次利用条件 その他
リンク https://www.aichi-pref-library.jp/s005/20250303165417.html
資料コード 1109714681
請求記号 Wコ/A295.5/ヨシ/971468
目録タイトル 観光の名古屋市とその附近
文献 『名古屋勧業協会史』(名古屋勧業協会 1944.2)当館資料コード:1101552077
『八事・杁中歴史散歩 増補改訂版』 八事・杁中歴史研究会著(人間社 2018.8)当館資料コード:1111557710
鏡味完二「八事山の風景とその変遷」『風景 = The landscape』7(2)28-32p,日本風景協会,1940-02. 国立国会図書館デジタルコレクション (参照 2026-01-15)
『日本の観光 昭和初期観光パンフレットに見る2 近畿・東海・北陸篇』谷沢 明著(八坂書房 2021.4)当館資料コード:1111861853
『吉田初三郎のパノラマ地図 大正・昭和の鳥瞰図絵師(別冊太陽)』(平凡社 2002.10)当館資料コード:1108352846
 
書誌ID 1182266801